Happy Day,Happy Time!

Happy Day, Happy Time!、略称hdht!。20年前にやっていた音楽Home Pageのブログ版。主に参加させてもらったDJの記録です。

セットリスト

9/29のdisques blue-very 20th anniversary partyにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!Twitterでは公開していましたが、いつもの通りセットリストです。今回のテーマは、disques blue-veryさんということもあって80〜90年代のネオアコ・ギターポップを中心とした懐かし目のセットリストです。90年代後半、再発の嵐が来るまでのひととき、壁に飾られていた憧れの盤たちも登板してもらいました。

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 Pre Opening Section

雨の中早めに並んでくださっていた皆様は、リハ終了し次第入場していただきました。単に入ってもらうのもアレなので、「プレオープニング」としてBGMを流させてもらいました。音量ちょっと控えめで。そのセットリストがこちら。

[1-2] Sarah Recordsからスタート。BlueboyもAnother Sunny Dayもアコースティックな曲で。美しい。[3] Sarahの看板バンドの一つ、Sea Urchinsのカバーバンド、その名もUni。ex-The FairwaysのBrentがやっていたバンド。Sea Urchinは「雲丹」のこと。[4] ネオアコと聞くと思い出す1曲。Every But The GirlのBen Wattのソロから。7"だとB面曲(AA面?)。ひんやりとした感触。[5] ギリシアの双子。これまたネオアコといって思い出す1曲。シングル曲"If She Doesn't Smile"も名曲だけど、このアルバムも素晴らしい。[6] 元Young Marble GiantsのメンバーによるWeekend。YMGより明るいというかポップというか。ボッサ要素もあり。[7] 一時期は壁の花で買うことができなかったBorder Boysの名盤。Louis先生のデビュー作。4曲どれかけても良い曲で、この日はA-1。ここで中村さんにバトンタッチして本編スタート!

[8] ここからは残念ながらかかってません。個人的に好きな流れだったので、どこかでまた披露できる機会があれば。elの胡散臭いけど良い曲がつづきます。Vic Godardのこちらも名盤。ソフトロックっぽい曲。[9] Anthony AdversのMonochrome Setのカバー。疾走感があって個人的に好きな曲。[10] 最後、ダバダバスキャットの名曲。

  1. Try Happiness / Blueboy
  2. I Don't Suppose I'll Get A Second Chance / Another Sunny Day
  3. You're So Much / Uni
  4. On Box Hill / Ben Watt
  5. The Night We Flew Out The Window / Fantastic Something
  6. The End Of Affair / Weekend
  7. This Picture nailed on my herts / Border Boys
  8. Nice On The Ice / Vic Godard
  9. The Ruling Class / Anthony Advers
  10. Curtain / Marden Hill

Small Garden Section

Small Gardenはネオアコとはちょっと違うかな?AORというか?ということで、他のSectionとは趣を変えて。[1] God Help The GirlのシングルB面。この曲、私が知るだけで3バージョンあるのですが、このバージョンの女の子vo.が一番好み。最後の方のコーラスが重なるところがグッと来ます。[2] 「Small Gardenってどんなバンド?」と聞かれたら、多分Lampの名前を出すと思う。一聴するとすっと入ってくるけど、よくよく聴くと色々と細かい音が込められている。"Lamp幻想"から1曲。[3] 最後は小園さんが敬愛する富田Labこと富田恵一さんfeutiaring キリンジ。この曲は元々コンピ収録曲なのだけど昨年、7"カット。よくわかってらっしゃる!と思ったキリンジの隠れ名曲の1つと、私は思います。

ロスタイムはお世話になったICHIBEEの島田さんがベースを弾くAlma-Grafeの曲を。なかなか流れに合ってたと思う。

  1. A Down and Dusky Blonde / God Help The Girl
  2. 儚き春の一幕 / Lamp
  3. 乳房の勾配 / キリンジ
  4. 汽車を待つ列を離れ / Alma-Grafe

Alvysinger Section

昨年のイベントに引き続き北海道から来てくださったAlvysingerさん。ここは直球ネオアコで行くことが最初から決まっていました。[1] 2曲目をペイルにしたかったので何がいいだろう?と考えたとき、まっさきに浮かんだのがDebonaire。和製Pale Fountains![2] 昨年のイベントでカバーしていた曲がよかったので"Thank You"。一部で、これは終わりの歌だという指摘をいただきましたが、まだまだ終わりません。[3] 大御所が続きます。Aztec Cameraの1st 1曲目。まさかカバーで"Down The Dip"やるとは![4] この流れでネオアコ&The Laundriesと言えば、、、でトラキャン。この疾走感!

まさかのロスタイム。何をかけるか焦りつつ、The Man From Delmonte。結果オーライ、TWGの前に"Water In My Eyes"がかけられなかったのでちょうどよかった。小気味いいギターポップの名曲。

  1. Through The Street / Debonaire
  2. Thank You / The Pale Fountains
  3. Oblivious/ Aztec Camera
  4. Circling The Circumference / The Trash Can Sinatras
  5. Drive Drive Drive / The Man From Delmonte

Snow Sheep Section

Philia RecordsのイベントでDJをやらせていただいたご縁もあるSnow Sheeps。11/17にThe Sweet Onions 20周年+小林しのさん7"発売記念ライブでもDJやらせてもらいます。和モノはそちらに温存して、Snow Sheepsの魅力の一つでもあるコーラスワークというか、複数人のヴォーカルが美しく重なる曲を選曲(したつもり)。[1] 小林しのさんが昔やっていたHarmony HatchがカバーしたこともあるというTwa Toosのこの曲、掛け合いの部分がグッときます。[2] Penny Candlesは本当に好きなバンドなのだけど、B-2の"Memory Box"。男女Vo.っていいですよね。[3] Wall Of Orchidsのこの曲のコーラスワークもとてもいい。分かりやすいサビにコーラス。ジャケもいいし、名盤です。[4] 最後はMBVのケヴィンプロデュースの女の子2人組。"Drum"とどっちにするか迷い、こちらで。

ロスタイム、やはりFlexiは厳しかったか!?"Anorak Must! 3"より、Dizzy Joghurtの名曲。音圧低すぎて聴こえなかったかも。ごめんなさい。でも、いい曲。

  1. Run, Jump / Twa Toots
  2. Memory Box / The Penny Candles
  3. Life Must Go On / Wall Of Orchids
  4. How Do You Do It? / The Impossibles
  5. Anorak Co-la / Dizzy Joghurt

Bank Section

BankはNoahlewis' Mahlon Taitsの鈴木望さんとex-Archの中村さん中心に結成されたバンド。[1] ということで1曲目はNoahlewis' Mahlon Taits。ゆったりとしたインストから。本当は昼下がりに聴くと最高に気持ちいい。[2] MCでも触れていただき感謝でしたが、Crue-lの看板バンドの一つArchのデビューシングル。イントロすっ飛ばしていきなり強烈なパンチで畳み掛ける青春アンセム(Radio Editのため短いバージョン)。全く色褪せない。7"のジャケはちゃんとした比率です (CDSのジャケはひどいと思う)。[3] フィンランドのバンドKosonen。選曲が終わっていた先週末、blue-veryさんのレアもの放出でオリジナルが出ててビビりました。私が持っているのは再発盤です。軽快でダンサブルな曲調が、私の中でBankと繋がります。[4] 続いてフランス?かな。Manceauのシングル曲。Tahiti 80とPhenixを彷彿させるこれまた踊りだしたくなる名曲。

  1. Nippon No Sora / Noahlewis' Mahlon Taits
  2. Summer Clappin' (Radio Edit) / Arch
  3. Miks' Tulet Mun Luo (Alkuperainen version) / Kosonen
  4. Full Time Job / Manceau

Thee Windless Gates Section

いよいよ、ラストSection。Thee Windless Gates〜101 Dalmatians〜Jhonny Dee。まさかライブが見れるとは...。[1] Johnny DeeとSplit Singleも出していたThe Chester F!elds。ご存知"Ask Johnny Dee"からスタート。下田さんが反応してくれてたのが嬉しかったです。[2] The Palm Songwritersは堤田さんが90年代後半にやっていたバンド。K.O.G.A.からの7inchより。この曲も名曲だと思うんですよ。終演後、堤田さんが十何年ぶりに聴いた!と喜んで(←おそらく)話してたのが印象に残ってます。[3] パパパが続きますが、The Go-Betweensはオーストラリアのバンド。Johnny Deeがこのバンドのカバーをしていたので。[4] この日何度もかかったGangway。この曲にするか"Mountain Song"にするか、最後まで悩みました。[5] 残念ながら時間切れでかけられませんでしたが、"Drive Drive Drive"はかけられたので満足。マンフロの激名曲。

  1. Ask Johnny Dee / The Chester F!elds
  2. Brenda Walsh / The Palm Songwriters
  3. Lee Remick / The Go-Betweens
  4. My Girl and Me / Gangway
  5. Water In My Eyes / Man From Delmonte

Ending Section

熱狂のステージが終わった後は真打登場、店長中村さんSectionだったため一旦おやすみ。最後、お客様がはけるまで何曲かかけました。残念ながらあんまり覚えてないのですが、Wack WackとClienteleの"Saturday"はかけました (Clienteleではまさかの針飛び)。Wack Wackは、もっと早いタイミングでかけるべきでした。

余談

終演後にサインをもらうために堤田さんと少しお話させていただいた時、Color Filterでもゲストvo.やってましたよね?という話になって、そうそう!The Cureのカバーやった!と裏話を聞かせていただきました(興味深かったです)。bbptcの手作りジャケ、だいぶ色焼けしてますが、この曲"Friday I'm In Love"もかければよかった。と、夢のような時間を思い出しながら、今、聴いているところです。

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