Happy Day,Happy Time!

Happy Day, Happy Time!、略称hdht!。20年前にやっていた音楽Home Pageのブログ版。主に参加させてもらったDJの記録です。

Melody Cat Vol.3 どら猫パラダイス

今年末に惜しまれつつも閉店が決定しているNext Sundayで3回目のMelody Cat。サブタイトルは、どら猫パラダイス。どのバンドもDJも気ままな猫のように振舞いつつも、本番(とその前の準備)では団結力を発揮したイベントでした。会場混んだ時もありましたが、お客様も長丁場気ままに楽しんでいただけたなら嬉しいです。 

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どら猫たちのパラダイス

18:00開場、ですが、その直前までバタバタとリハをする人(あとワンコーラス!)、お土産を詰める人(文房具が足りない!最後はゴメン、饅頭で!)、物販CDにポップを付ける人(画伯、そのポップ欲しいです!)、飾り付けをする人(「L」がないからハサミで切って作れ!)様々。どら猫らしいバタバタ感から始まりましたが、不思議な一体感を作り出しつつ、いつの間にか開場。DJ Shibataさんのかける素敵な曲で会場が暖まり始めます。

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# この写真を撮った後、Her BraidsとDraggnarのCDが並び、その後争奪戦となりました。

Smokebees

素敵なOpning DJタイムにより場は整った。トップバッターSmokebeesの演奏が始まると一気にその世界へ。定番となったPervencheのカバーや新曲も含めて30分。あっという間だった。sudoさんのクールなギターと暖かなvo.に、時々、溢れでてしまう大きめの音でmikiさんのギターが差し込まれるのが好きなのですが、それが何度か観れたのも嬉しかったです。

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Her Braids

松本からやってきてくれたHer Braids。初めて見ましたが、かなりの衝撃を受けました。3人がそれぞれvo.が取れて、位置を入れ替わり、時には楽器も変わりつつ紡ぎ出す音楽。リズムボックスと歌うようなベースライン、キーボードやバイオリンの印象的なリフ、静かにかき鳴らされるギター。そしてなんと言っても3人同時に歌った瞬間の気持ちよさというか、ツボにハマる感じと言ったらもう。演奏終演後、口々に「これは良いのを見た!」と言いあう人多数。是非、また東京でライブをやって欲しい!松本のレコ屋も寿司屋も絶対行きます!

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Pervenche

最近は、加藤さんと斎藤さんの2人組が定着したライブでしたが、今回、久しぶりのバンド編成。メンバー紹介しなかった気がするので書くと、ギターは800 Cherriesの高橋さん、ドラムは長井さん。その4人が奏でる独特の浮遊感、本当に存在してて聴いたのかどうか、聴いたそばから疑いたくなるような、でも夢の中で聴いたことだけは覚えている、そんな印象。斎藤さんが積極的にvo.をとるようになってきたのは喜ばしいですが、ギターの位置が年々高くなっているのが気になります。

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Boys Age改めDraggnar

リハなし、一発本番。残念ながらBoys Ageの曲はやらなかったですが、新生Draggnar誕生の瞬間に立ち会えたのは幸運でした。ケーン・ワカバこと小林さんがまさかのg. & vo.(vo.はどこかkazさんに似ている)!しかも、うまい!Kazさんはb.!これまたうまい!どこまで芸達者なのか?Boys Ageとは全然別物だった(Boys Ageは今後Kazさんのソロプロジェクトになる模様)。帰ってDemo CDを聴いてるが"Something Strange"の間奏のギターなんてもう気持ち良すぎでしょう。

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Red Go-Cart

Red Go-Cartもドラマー復活を加えた4人編成。ここまでの4バンドとは異なるベクトル方向に一気に会場の空気を変える演奏。力強くベースとドラムがリズムを刻んで、mikiさんのギターが唸り、智美さんのvo.が前へ前へと速度を増していく。相乗効果でバンドがドライブされていく様が目の前で繰り広げられている興奮。それは最後、ユウジさんが曲数を間違ってMCで話したことによってアンコールが消滅するという緊急事態の中演奏された超高速"Heartstrings"で大団円を迎えます!

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Ending

RGC、渾身の"Heartstrings"の熱気冷めやらぬまま、Endingへ。Chill Outな選曲をしながら周りを見渡すと、会場に残ってお酒を飲む人、友達と談笑する人、サインをもらう人。。。みんな笑顔で、DJブースから見える光景は幸福感そのものでした。高円寺のイベント終わりで駆けつけてきてくれた方も(高円寺もとても盛り上がったと熱く語ってくれました)。ありがたい限りです。Vol.4はあるか分かりませんが、またこの空間に戻ってきたいなぁと強く思ったのでした。

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