年末の忘年会としてInide Pop Lovers Vol.2が吉祥寺ICHIBEEで開催されました。今回はスペインからCapitán SunriseのSantiさんを迎え、夏に続いて2回目。寒い中多くのお客様に集まっていただき、ありがとうございました。とてもアットホームなイベント（忘年会）となりました。
DIY！DIY！DIY！
ステージにはフラッグガーランドが飾られ（よく見ると「Indie Pop Lovers」の文字）、壁にお花が咲いています。壁のお花は、出演者がリハの裏で紙テープで地道に作成したもの。遠目にはいい感じに見えますよね。「Indie Pop Lovers」の投影されている画像は、with me! duoのaotaさん作のフライヤーから。Sarah愛感じる素敵なフライヤーでした。そして、嶋田画伯によるSantiさん (Capitán Sunrise)激似の似顔絵と、Welcomeメッセージ。金閣寺に行ったということで、金閣寺まで描いてあります。
西田さんのエフェクターも手作り。このクマちゃんを演奏中踏んで音色を変えていました。こんな感じで、会場からして年末の忘年会はDIY精神溢れる手作り感満載。暖かな雰囲気が作り出せたと思います。
with me! duo
トップバッターはwith me!の二人体制版、with me! duoから。aotaさんとmikiさん二人ギターと、リズムボックス。緩急のついたセットリストで、コーラスワークも冴えます。ex-Heavenlyアメリアが現在やっているThe Catenary Wiresのカバー(Capitán Sunriseと同じelefant records所属)を含めてあっという間。20分くらいで終わってしまったのでは？という感じでした。次はduoでもバンド編成でもゆっくり聴きたいです。
The Caraway
このイベントの主催でもある嶋田さんのバンド。嶋田さんがこの日のために用意したelefant recordsの象Tシャツ、素敵です！安定のバックバンドを従えて勢いのあるステージを見せてくれました。及川さんはギター弾きつつ、キーボードでアルペジオという離れ業。器用だ。。。この時期に聴く「Snowflake」もいいし、ラストの「The Rainy Day」はギターポップアンセムとして本当に盛り上がりますね。突き抜けたスピード感と一体感のある本当に名曲。
The CarawayのWebsiteがgeocitiesにあります。セットリストとイベントの様子がDiaryで読めたり、過去からの記録が満載。しかし今年の3月いっぱいでgeocitiesのサービスが終了します。これは由々しき事態です。他に是非引っ越して欲しいところ。blogと違って、ホームページの更新って非常に面倒なんですよ（blogも面倒ですが）。それをマメに更新して蓄積されたこの情報を失うことは日本のIndie Popシーンの損失でしかないです。今後も含めて、以下、是非チェックしてください！
Three Berry Icecream
今年20周年、前回の名古屋から引き続きThree Berry Icecreamこと池水真由美さん。「Honey and clover」から始まり最近の曲が多い中で「Happy Day, Happy Time!」を今回もやってくれた、、、感激です。何度聴いても特別な曲、ありがとうございます！God Help The Girl「If you could speak」のカバーが良かった。3BIさんの持ち曲のよう。mikiさんと嶋田さんが途中でリードvo.をとるところも見せ場でした。ラストは「Three Cheers」！今年もライブが一本でも多く見れますように。
The Vegetablets
名古屋からThe Vegetabletsが東京にやってきた！テーマ曲があるのはいいですね。ライブ全体が流れる一つの物語のよう。キャッチーなメロディは口ずさみたくなります。前述の西田さんお手製のエフェクターを通ったこだわりの音色と、ミキさんの力強くも優しい声。名曲「お月さま」、問題作？いやこれこそがThe Vegetabletsの真骨頂「まぜるなきけん」（間奏の西田さんにちょっとドキっとする）の突き抜け方。新曲「おともだち」では3BIさんとの共演もありました。最後は「どうでもいいじゃない」、ダンスも良かった！。これはエンディングの曲ですね。
Capitán Sunrise
トリはもちろん、Capitán Sunrise。祝！来日。3BIの池水真由美さんの7"をスペインのAnnikaというレーベルでディストリビューションしてもらったことがご縁で文通が始まったとのこと。この人、見た目通りのナイスガイでした。Capitán Sunriseのフィジカルな盤は残念ながらSold Out。Apple Musicでは聴けたので予習していきましたが、ギター掻き鳴らす曲が個人的にはツボでした。スペイン語の響きは英語ともまた違って、ノスタルジックでもあり、明るくカラッとした感触。途中、MCでピチカートVが好きという話が出てきて納得。我々はElefantやSiestaを聴いてスペインすごい！と思ってたけど、同じく、スペインの人は日本の音楽を聴いてくれていたのですね。アンコールまで大盛り上がりのステージでした。
"Sr. Santi, gracias por venir a Japón. Tu actuación fue maravillosa. Estoy deseando verte de nuevo!!"
抽選会
当初ビンゴ大会という話でしたが、時間がかかるということで終演後に、くじ引き大会に。入場時に渡された番号が呼ばれて、当たった方は各バンドの景品をもらうシステム。最後は、じゃんけん大会で嶋田さんに勝つと日用品？がもらえてました。
私が景品として持って行ったのはダブり7"たち。どれも名盤。このうち、トラキャンのスタジオセッションと、Pictured Resortの1st 7" (CDが欠品)が旅立ちました。この日の思い出と一緒に楽しんでもらえると嬉しいです。
昨年の夏に続いて、手作り感満載で開催されたIndie Pop Lovers Vol.2。次はどこの都市で、どんな対バンで開催されるのか！？定期的に開催してもらいたいイベントがまた一つ増えました。
