Happy Day,Happy Time!

Happy Day, Happy Time!、略称hdht!。20年前にやっていた音楽Home Pageのブログ版。主に参加させてもらったDJの記録です。

セットリスト

12/30のセットリストです。今回はCapitán SunriseのSantiさんが来日ということで、スペインのバンド&レーベルもの中心でかけました。終演後、blue-very中村さんのあとにも少々。こちらは曲順あやふやなですが参考までに。毎回配布している紙のセットリスト、これを元にApple Music等で検索して聴いてくれているという話を聞いて、とても嬉しい限りです。今年も引き続き、セットリスト作成します!

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Opening~with me! duo section

寒い中並んでくださる方も居たため、少し早めにOpenしました。ありがとうございます。最初のSectionはスペイン産中心で。個人的な感想ですが、日本人の感覚に近いんではないかと。そこに、カラッとした明るさが追加されたようなイメージ。改めてスペイン産ギターポップを聴き直すと良い曲多し。

[1] Le MansとLa Buena Vidaが最初に聴いたスペインのバンドでした。確か、徳間Japanあたりから国内盤が出てました。La Buena Vidaがかかった瞬間、Santiさんが喜んでいたので目標は達成です。これはSiestaからの12"。[2] Siestaからの名7"コンピ"Europop"から。ex-blueboyのKeith GidlerがやっていたバンドがArabesque。ボッサ風。[3] 昨年来日もしたYarningの最新10"より。ちょっと歌謡曲っぽくもある。Fly Hgih Recordsの土橋さんが藍田理緒さんのCDを、Elefant Recordsのアーティストを目指したと書いてて、なるほど!と思いました。共通点あります。[4] FuguとA Girl Called Eddyの男女二人組のユニット。これも泣きのメロディが冴える名曲。[5] Capitán Sunriseのメンバーでもある二人組。ピチカート・ファイブの「Baby Portable Rock」を思わせる軽快な曲。

[6] 明るいアッパーな曲が続きます。Fitness Foreverの1stアルバムより。Elefant Records 25周年でめでたく再発。[7] Cooperもスペインのバンド。ギターカッティングが気持ちいい7"の曲。[8] JuveniliaはスペインのレーベルPretty Oliviaから。このレーベル、現在要注目。ジャケもいいです。[9] When Nalda Became PunkもPretty OliviaとShelflifeとの共同リリース盤。with me!に寄せて少しアノラックな流れにシフト。[10] 完全に忘れていたVacacionesによるHeavenlyの名曲「Cool Guitar Boy」のスペイン語カバー。疾走感とコーラスの掛け合いなど本家に劣らない出来。[11] スペイン語カバーが続きます。Los Bonsáiのカバー7"より、The Vaselinesの「Son Of A Gun」。スペイン語の響きが可愛い。この7"にはThe Pastelsとかのカバーも収録。[12] ロスタイムはElefant Recordsの古い10"より。疾走感あるサンシャインギターポップ。

  1. Magnesia / La Buena Vida
  2. The Boy From Brazil / Arabesque
  3. Do You Remember? / Yarning 
  4. You’re Not Mine / The Last Detail
  5. Una Person Normal Con Gages De Metal / Band á Part
  6. L’anarchica Pugliese / Fitness Forever
  7. Arizona / Cooper
  8. El Final / Juvenilia
  9. Hanging Out With Imogen / When Nalda Became Punk
  10. Cool Groupie Boy / Vacaciones
  11. Hijo Del Señor / Los Bonsái
  12. Potevendra  / La Pequena Suiza

Three Berry Icecream section

続いてのSectionはスペインモノはちょっと中休み。[1] 3BIさん20周年ライブで、New OrderのカバーをしたDevine & Stattonのカバー(ややこしい)をしてたのでこの曲を。[2] 冬に聴きたくなるアルバムThe Softies「Winter Pageant」より。寒い日、暖かい部屋で飲む甘いココアのような曲。[3] ちょっと変化球。昨年リリースされたHairbandの12"から。スティーブン・パステルのレコ屋、monorail musicよりリリース。あんまり話題にならなかった気がしますが、これ、最高じゃないですか?[4]  ドドドとつながるAllo Darlin'の「Dreaming」。途中から低い男性の声が入ってくる曲がどうやらかなり好きらしく、この後に出てくるThe Pinesも同じ構成。[5] Allo Darlin'もリリースしていたFortuna Pop!は残念ながら2016年に終了しました。最後のリリースがこのAll-StarsによるComet Gainのカバー。入れ替わり立ち替わりVo.が変わるので、誰が歌っているか?を聴き取るのも面白いかも。[7] Glaciersはオーストラリアのドリームポップバンド。スペインのレーベルMERITORIO RECORDSより。[8] ロスタイムは、カバーすると聞いていたGod Help The Girlから。なんの曲をカバーするかは知らなかったのですが、ソウルフルなこの曲はないだろう...ということで(逆にカバーしても面白いと思うけど)。

  1. Bizarre Love Triangle / Devine & Statton
  2. The Best Days / The Softies
  3. Flying / Hairband
  4. Dreaming / Allo Darlin’
  5. You Can Hide Your Love Forever / Fortuna Pop! All-Stars
  6. Kommen Und Gehen / Friedrich Sunlight
  7. Winter / Glaciers
  8. Funny Little Frog / God Help The Girl

Capitán Sunrise section

トリのCapitán Sunriseの前、もう一度、スペインモノに戻ってきます。[1] Annikaの2002年のリリース。色々なバンドで歌っているPam BerryとJoe Brookerのデュオ。次のThe Smithsとセットリストで並べたかった!完全なオマージュ![2] 「なんでSmiths?」と聞かれましたが、それはジャケが同じだから![3] ベースラインのイントロからギターが切り込むところがカッコいいYoung Scumも、スペインのレーベルPretty Oliviaより。[4] 同じレーベルモノが続きます。知りませんでしたが結構長い活動期間のDropkick。歌心があるグッドメロディー。[5] 次も泣ける。Elefantから7"と10"をリリースしているThe Silver Factory。現代のThe Byrds?[6] 最近Annikaが復活して編集盤が出たMirafiori。記念すべきAnnikaの1番A1がこの曲でした。[7] 最後は昨年ElefantからリリースされたNos Miranの10"より。この曲のVo.はSantiさん!Capitán Sunriseとはまた違った楽曲。興味深いです。

  1. Some Slow Afternoon / The Pines
  2. What Difference Does it Make? / The Smiths
  3. Freak Out / Young Scum
  4. Out Of Tune / Dropkick
  5. She Smiles / The Silver Factory
  6. Cinco Minutos / Mirafiori 
  7. Dinero Para Nada / Nos Miran

 当選発表〜Ending Section

セットリストに書かれているのは以上ですが、くじ引きの当選発表と中村さんから引き継いで最後の30分かけましたので覚えている範囲で(順番は適当です)。

くじ引きの当選発表時にかけたのは、The Vegetabletsの前身Bitter Cherry Jam。Tulip HouseからのSplit盤のA面丸々かけられて満足。

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最後は以下の曲。手持ちの7"をかけました。出演バンドとお客様として来てくれていた皆様の曲中心に。Red Go-CartのHeartstringは+2で速度UPした高速版で。この曲をバックに居合わせたナックルさんとmikiさんのステージ上でのコラボもありました。最後の3曲は、ダブり7"で景品として持ってきたもの。The Clienteleでチルアウトして終了は美しかったです(自画自賛)。

  1. 夜と日時計 / 渡辺満里奈
  2. I Call Your Name / The Laundries
  3. Three Cheers / Three Berry Icecream
  4. Motorbike Loves You / Johnee Dee
  5. Dear My Friend / with me!
  6. Hummingbird / Moving Pictures
  7. Heartstring / Red Go-Cart
  8. Sick & Tired / Red Sleeping Beauty
  9. Beautiful Girl / Photo Jenny
  10. Good-Bye, Our Pastels Badges / The Sleeve!
  11. Throw My Thousand Badges / Boys & Girls Together
  12. Reflections After Jane / The Clientele

 以上、これでもか!というくらい、スペイン特集でした。ここ数年のElefant Recordsの快進撃の裏にはElefantの「New Adventures In Pop」という、新人発掘?シリーズがあると思ってます。ここで様々なタイプのバンドを7"リリースして次に繋げる。さらには、老舗だけではなくPretty Oliviaなどの新しいレーベル、Annikaの復活などシーンが活性化してきていそう。当分、スペインから目が離せません。