昨年に続き、カセットテープレーベルであるGalaxy Trainへのリスペクトを込めて、最初の30分だけカセットテープDJをやりました。トラブル含め、その備忘録です。今回、ミキサーを新調してこれは良かった。しかし、ポータブルカセットプレーヤーの調子が悪かったです。これが来年への課題です。SONYさん、カセットテープウォークマン、再発（復刻）しませんかね？
カセットテープDJ
その名の通り、ポータブルカセットテーププレーヤー2台使って曲を交互につなげてかけます。昨年、Ver.1.0としてやってみてそこそこできたので今年もやってみました。準備は昨年と同様のやり方です。セットリストは別で紹介しますが、今回は比較的最近のカセットをかけました。が、テープの質（内容ではなく物理的な）という意味では実は20年前以上の方が上なんでは？とも思えました。
gemini MM1
昨年は、Pioneer DJの普通のDJミキサーを使ったのですが、如何せん、重い。ぶっちゃけ、縦横のフェーダーがあるだけでいいんだけど...ということで探したのがこの「gemini MM1」。ネットにほとんど情報がないんで、特徴を備忘録的に書いておきます。
Amazonでだいたい8,000円くらい。安いです。INPUTは2系統。OUTPUTもMasterとRecordの2つあり。縦フェーダーはなくて、一番上のGAIN (ボリューム)がそれに当たります（操作しづらい）。クロスフェーダーのカーブは使うまでわかりませんでしたが、シャープではなくリニアに混ざるやつ。「π」ではなく「X」（これで伝わるかな？）。
ヘッドフォンのCUEとMasterのボタンがないので、ヘッドフォンは単にボリュームが付いているだけ。左からCH-Aの音が、右からCH-Bの音が出ます。なので、どちらかの音だけ聴きたいときは耳に片方のヘッドフォンだけ当てるとしないとダメ。ないよりはマシという感じでしょうか。
良いところと悪いところも書きますが、悪いと言っても使えないとかではないです。こうだったら良いのになくらいに読んでくださればと（8,000円のミキサーとしては満足しています）。
- 良いところ：コンパクトで軽い。最小限の機能。
- 悪いところ：縦フェーダーがない。クロスフェーダーのカーブ選択ができない。ヘッドフォンのCUEとMASTERが切り替えられない。
本番当日に起きたトラブル
最初の30分、11曲をかけました。縦フェーダーがなくてやりづらいので、クロスフェーダーだけ使ってあとは微調程度。ポータブルカセットプレーヤーの再生を押して少ししてからクロスフェーダーを動かすことで、「ボッ」というスタート時のノイズは出なくなります。DJミキサーとしては問題なく使えることがわかりました。
練習中に発生した問題は3点。3点ともポータブルカセットプレーヤーの問題。1.と2.は再現性はないです。稀に発生すると言った感じ。最悪なことに、一つ目の問題が本番で出ました。
- 再生すると回転数が異常に遅くなる（再生音も超遅い）
- 再生ボタンを押した瞬間、なぜかオートリバースで裏面がかかる
- 回転ムラがあって、ギターの音が気持ち悪い
1.と2.の原因として考えたのはテープがたるんでいたんでは？ということ。とりあえず、たるみをちゃんと取ってから再生するようにはしたのですが。。。気をつけて再発するということは、別に原因がありそう。もう少し、調べてみるつもり。3.はもうそういうもんなのかな？と思うしかない。
実売3,000円くらいのポータブルカセットプレーヤーに品質を求めるのもどうかと思うので、来年に向けて新たな課題ができました。次回また、Galaxy TrainのDJに呼ばれる日には、Ver.3.0としてポータブルカセットプレーヤーをバージョンアップ予定です。でも、なかなかないんですよねー、これが。
