5/18 (sat)に行われた名古屋 大須のRECORD SHOP AndyさんでのIn Storeイベントの簡単なレポートです。RECORD SHOP Andyさんのご厚意でとても楽しい時間が過ごせました。ありがとうございます。どの出演者も、お客様との近さや制約のある中、素敵な演奏を聴かせてくれました。
RECORD SHOP Andy
会場のRECORD SHOP Andyさんは、名古屋・大須にあるレコードショップ。このビルの2Fです。大須観音そばで、近くには多くのレコード屋さんがある昔の渋谷・宇田川町みたいなところです。国内外のインディーポップ、ここでしか見かけない輸入レコードなどオーナー井上さんのセレクトの品々が並びます。通販にも対応していますので、全国どこからでもインターネットで購入可能。ジャケとキャプションを見るだけでも楽しいです(気に入ったら買おう)。
左の階段をのぼっていくと、ドアが。見ていただくとわかる通り、明るい店内が覗けて、正面にCDがきれいに面だしされているのがワクワク感MAXにさせます。
店内はもちろん、CD・レコードが並べられていますが、最近発売された新しいトートと、サコッシュも要注目です。特にサコッシュは次の日のイベントで5人が使っていました(もちろん私も購入)。sitaqのb. & vo.オオシマさんデザインとのこと。
少し大きかったか!?と設置時点ではドキドキしたPAとミキサー。マイクは4本!高口さんがミキサーを操作してくださり、本番は良い音で演奏を聴くことができました。
小林しの
トップバッターは小林しのさん。この1曲のためにかついできたというギターを演奏しての"銀曜日にみた夢は"から、南野陽子の"はなしかけたかった"のカバーをはさみつつの6曲。サポートはおなじみThe Sweet Onionsの高口さんと、The Laundriesの遠山さんがギターで参加。アコギ高速カッティングの"赤い目のジル"がかっこよかったです。小林しのさんには珍しく歌詞が飛ぶというハプニングもありましたが、そんだけ緊張していたんだと思います。それもまたライブ。よい緊張感の中、いつもと変わらない強く優しい歌を聴かせてくれました。
b-flower
Aztec Cameraのロディー・フレイムと同級生というMCとAztec Cameraのカバーから始まった歌は、一瞬で会場の空気を変えてしまうほど。個人的には復活後初のシングル「つまらない大人になってしまった」と「午後は白い真夜中」がかなり引き込まれました。苦手とおっしゃってましたが、単なる音楽ファンとしては失礼ながら「え?どこがですか?」と突っ込みたくなってしまうほど。繊細で優しい歌が、シンプルなギターによってさらに際立って聴こえます。日本語の歌詞がスッと入ってくる。ある人が、もっと聴きたかったと、感想を話してましたが、全くそのとおり。続きはまた別のイベント・会場で。八野さんの今が聴けるというのが嬉しいです。
The Laundries
行きの新幹線の中まで自分がトリとは知らなかった木村さん (Vo.)。いきなり1stの名曲"シーモア"と2nd ラストの曲"Natalie"、3rd "The Engine"アルバムから1枚ずつ出だしから飛ばします。これがアコースティックVer.で聴けるのはレアでした。木村さんの声はどんな会場でも周りのもの・人と共鳴しながらまっすぐ伝わります。b-flowerでもThe Laundries 遠山さんがギターでサポート。遠山さん、このイベント出ずっぱり。引き出しがめちゃくちゃあるギタープレイを見せてくれました。
最後は出演者全員で、"I call your name"を演奏して楽しかったライブも終了。この曲は小林しのさんも参加しているし、最後にb-flowerとThe LaudriesのFlexiの曲が演奏できて締めまで完璧でした。
DJ Umerin
DJ Umerinこと、Galaxy Trainオーナーの梅木さん。共演できて、とてもうれしかったです。1月のハポンでのGalaxy TrainイベントのBGM CDがツボで、やはりすごいなこの人は!と思っていたとこでした。今回も変幻自在、カセット、CD、レコードを巧みに操りながらのDJ。ささっと入ってきた人の曲をかけるなど粋な演出もありました。Eeven As We Speak版の"Bizarre Love Traiangle"をかけるなんて!(欲しい!)素晴らしいDJでした。次は一緒にカセットテープOnlyでDJやりましょう!
大須の夜
楽しい時間はあっという間に終わります。撤収後、打ち上げは大須でオープンエアなブラジル料理を楽しみました。商店街のど真ん中、不思議な解放感と暑くもない、寒くもない最高な気温の中で飲むビールと鳥の丸焼きは最高でした。出演者全員が参加して口々に「今日は楽しかった」と言える打ち上げがあるだけでも、十分、成功したって言っていいんじゃないかなと思います。みなさん、お疲れさまでした!