今回は最長、1人で2時間分。でも始まると、一瞬でした。選曲は楽しいし新たな発見もありました。主催のPhilia Recordsさま、ありがとうございます。印刷していったセットリストも全部無くなってて嬉しい限りです。一人で見に来たライブって転換時間、暇ですよね。今はスマホあるからそうでもないのかな?そんな時に、もしも気になる曲がかかって「これ何?」となった時にタイトルとアーティストと、さらにはジャケまでわかると嬉しいかな?と。始めたらやめられなくなりましたが、これからも細々続けます。
Opening~小林しの section
Opningは日本のインディポップ(若干古め)で。このあたりの曲であれば脳内再生可能なので思いついたのをつなげるだけの簡単なお仕事です。
[1] 音出しを兼ねてCDJからSnow Sheepからスタート。意図せずですが、2017年の11月のフィリアパーティが、1曲目Snow Sheepで最後がThe Sweet Onionsでした。今回かけたのは、disques blue-veryさんの20th記念コンピ収録の新録版。いくつかのVer.が存在しますが、個人的にはこのVer.が一番好き。[2] このblogの公式テーマソング。ありがとうございます!聞くたび、20年前を思い出します。(涙)[3] 小林しのさん所属Harmony Hatchと同時代に活躍した、現Sloppy Joe岡さんのバンドMy Cofee Moment。[3] 同じくHarmony HatchとSplit盤をリリースしたCyclon 86。最後に「Shooting Star〜」というところが最大の見せ場。[5] ここから3枚はLeft Bankリリースの7"が続きます。小林しのさんの大阪GPRでゲスト出演したほざきまゆみさんのお兄さんがTrans Alphabet。キラキラ!
[6] 今年の秋もJohnny Deeが観れる!下田さんがJohnny Deeの後に結成した101 Dalmatiansの小気味いい名曲。[7] 現The Vegetabletsの西田さんがやっていたChain Letterのこの曲も名曲![8] 現Bankの中村さんがやっていたバンドがArch。Crue-lのコンピバージョンの"Morning"もかなり好きな曲。stringの入ったアレンジもよいですよね。[9] この日、一番反響があったBiscuit Fan!"カーニバル"はアルバム1曲目だしタワーレコードがワンコインでCD売ってたので聴いたことあるひとも多いはず。老舗レーベルURCと契約しての7" B面より。完璧な3分ポップ。[10] Arch〜Biscuit Fanはこの台風クラブを聴いて思い出したバンド。この7"は本当に日本語歌詞もそれをメロディに乗せるところもイイ![11] 最後は先日のライブも最高だったOrangeadeの名曲。
[12] 入場が遅れていたのでここからはロスタイム。Pictured Resortの7"より。もうすぐアルバムも出ますね。[13] 先週の山下太郎さんのBrentもよかった"Three Cheers"。季節が違いますが、良い曲なんでまぁ、いいですよね。[14] 最後は8月のライブが待ち遠しいウワノソラ '67。
- a way to the northland / Snow Sheep
- Happy Day, Happy Time! / Three Berry Icecream
- Remember / My Coffee Moment
- Shooting Star / Cyclon 86
- Tomorrow / Trans Alphabet
- Old Fashioned Lovers Song (Paddy Just Drags Me Down) / 101 Dalmatians
- Mod Jelly / Chain Letter
- Morning (Intro Strings) / Arch
- カーニバル / Biscuit Fan
- 火の玉ロック / 台風クラブ
- わたしを離さないで / Orangeade
- Daylight Moonlight / Pictures Resort
- Three Cheers / Three Berry Icecream
- シェリーに首ったけ / ウワノソラ '67
hajime pop section
hajime popさんのCDを聴いて、鍵盤の曲とカッチリしたイメージの曲がいいなぁと選曲したもの。
[1] やっぱり鍵盤と言えば、Ben Folds Five(私が知らないだけだと思いますが)。2ndに収録されているこの"Brick"は個人的に大好きな曲。発売当時、この曲ばかり聴いてた覚えも。[2] Bibioの新作から。自然の音などを取り込みつつ、反復する美しいメロディ。[3] 最近買った新譜の中でもかなりよかったBarrie。これまた小気味いいシティーポップ。[4] 最後は、hajime popさんのツイッターでも出てきていたIkkubaruの12"より。時間の関係でかけられなかったのは残念。これはまたの機会に。
- Brick / Ben Folds Five
- Curls / Bibio
- Geology / Barrie
- Slide Away / Ikkubaru
The Laundries section
The Laundriesはネオアコ中心で、関連深いバンドの曲も一緒に。
[1] このThe Lilac Timeの曲がバンド名の由来とのこと。シングルカットもされている名曲。[2] The Laundriesの代名詞、"Who's He?"の日本語カバーの原曲。1st SingleのB面で、A面ももちろん最高なんですがB面もすごい。やったらどうしようとも思ったのですが、前回11月のフィリアパーティで演奏してたので今回はないだろうと。。。[3] もう1曲、軽快なネオアコを。持っていたのがカット盤のプロモで、12"片面1曲のくせに33 1/3回転という謎な盤。[4] 先日の名古屋でも共演したb-flower、最新7"曲。こう並べてみてわかったことは、八野さんの声はとても繊細なんだけど、曲としては前後の濃い曲に全く負けない骨太さがあること。[5] 最後はギター遠山さんと同郷、新潟の生んだロックバンド!この流れで、勢いを持ったままライブに突入です。
- The Laundry / The Lilac Time
- Who's He? / The Trash Can Sinatras
- Happy Hour / The Housemartins
- 自由になりたい / b-flower
- How Do You Feel Like / Extention 58
Red Go-Cart section
Red Go-Cartの転換DJをもう何回やらせていただいたのだろう。お世話になります。今回、初心に返ってアノラックな曲をかけてみました。
[1] Anorakと言えば、"Anorak Must!"。"Anorak Must! 2"から、キャンディー・アイスラッガーの前身かな?Tiffanysのゴスペルから。吉野桃子さん言う所の「おば声」というのも大事な要素。[2] 続いてご存知Sunnychar!コンプリート盤がPushbikeレーベルからリリースされていますので、それを持っていれば十分。でも、モノとして欲しくなるのが7"。[3] 宇都宮が生んだ最高のレイト・アノラッカー。Ring My Bellの発展系。このアルバムは捨て曲なし。ただ、"Anorak Cola"だけは"Anorak Must! 3"収録バージョンの方が断然よい。[4] RGCもカバーした、Fat Tulipsの"On The Seventh Day"。これが、米国Sunday Recordsの型番1番。[5] スペイン SiestaからリリースされたMoving Pictureのこの曲も、RGCがカバーしていました。[6] そしてRGCメンバーが愛してやまないスルーザット。Fat TulipsのMark Dが主催していたHeven Recordsからのリリース。イントロのギターの音は、RGC生き写し(逆か)。[7] ロスタイムはHevenlyのカバー曲でした。
- Zing! When The Strings Of My Heart / Tiffanys
- You're My Battery / Sunnychar
- Not All Are Need / Dizzy Joghurt
- On The Seventh Day / Fat Tulips
- Hummingbird / Moving Pictures
- Just 16 / Throw That Beat In The Garbagecan!
- C is The Heavenly Option / The Automatics
ポプリ section
ポプリはササキさんとレイナさん2人の好みをブレンドしたセットリストに。
[1] 今回ピアノで参加された長谷さん作曲のNegiccoの曲からスタート。Negiccoのライブのオープニングでかかると聞いて、このsection 1曲目はこれしかないと。[2-3] 4月のCDリリース時に高円寺のdisques blue-veryさんで開催されたトークショーでの話から。ロジャニコの名曲をリスペクトして作ったのが「星空のバニシングポイント」。ロジャニコの"Don't Take Your Time"を他のバンドも元ネタとして使っていて、脈々と60年代から遺伝子は受け継がれているというお話が良かったです。このCorneliusは90年代、そして10年代の終わりにポプリが。[4] Cheer Up!というWeb Zineのインタビューの中でレイナさんが挙げていた曲。[5] 最後は、個人的に懐かしいRound Tableの初期作。イントロからソフトロックの匂いがしますね。
- Make Up Prelude / Negicco
- Don't Take Your Time / Roger Nichols & Small Circle Of Friends
- Love Parade / Cornelius
- 月の女王と眠たいテーブルクロス / The Tweedees
- Tiny Adventure / Round Table
Ending section
Ending sectionは初の試み、USBメモリからの再生と、アナログを交互に。奇数曲はアナログ、偶数曲はUSBメモリでした。しかし、最後のThe Sweet Onionsは読み込みエラーでなぜか再生できず、かなり焦りました。バックアップでCD-Rに焼いておいて良かった。
[1] Prefab Sproutの名盤"Steve McQueen"のアコースティック演奏盤から。[2] この辺りで近藤さんの締めの挨拶があるだろうと想像して、The Bookmarcsの2ndアルバム最後のしんみりとした曲。次のPaul Mccartneyの"Here Today"と雰囲気が似ているとご本人もTweetしていましたが、確かに。[3] 名曲"Here Today"。このアルバム"Tug of War"のジャケ写Tシャツを偶然hajime popさんが着ていたのは驚きでした。美しい曲。[4] この曲をかけるためにここだけUSBメモリからの再生にしたと言っても過言ではない、Philia Records期待の新人、Knit Red Rum。このメロディと声!未聴の方はApple Music等で聴けますので是非に。[5] Kenny Rankinの小気味よいコンパクトなパーフェクトな曲。サバービアで知りました。[6] カンバスによるAORの名曲カバー。[7] 昨年リリースされたLampの7"より。Orangeadeの北園みなみさんも参加。[8] 最後はやはりPhilia Recordsの看板バンドの1つ、The Sweet Onionsで終幕。
- Appetite (Acoustic) / Prefab Sprout
- Little Sister / The Bookmarcs
- Here Today / Paul Mccartney
- Twilight Rain / Knit Red Rum
- Haven't We Met / Kenny Rankin
- On and On / カンバス
- 旅人/Lamp
- 街の灯と君の思い出 / The Sweet Onions
それでは、次回は「11月のフィリアパーティ」でお会いしましょう!(またDJやれるといいな...)。
オマケ:この日のために購入した南野陽子「話しかけたかった」はかけられず。。。小林しのさんが何度かカバーしていて、何かの時にポプリのササキさんも「イントロがいいんですよね」と話してた曲。かけるタイミングが難しく上記曲とつなげるには勇気がいる、、、。何かのときまで取っておきます。