今年はTechnics SL-1200 mk7が発売されるという嬉しい事件がありました。9万円ちょっとという価格も壊れないので一生使うと考えると安い!と思う。新品で買えるというのも嬉しい限りです。長らく販売を続けて欲しい。兄弟のSL-1500Cをはじめ、今年発売されたターンテーブルをいくつかご紹介。
レコードプレーヤーを考える
私が今年買った音源は7割くらいがレコードでした。最近だとDolly Mixtureの再発盤、RSD時のプリファブと"Lost In Translation"のOSTのように瞬殺される盤も少なくない状況。前回記事を書いてから1年半経って、SL-1200 mk7もめでたく発売されアナログ市場もまだまだ熱い中、2019年暮れ版としてすこしupdateします。
Technics SLシリーズ
王道、TechnicsのSL-1200シリーズが今年復活しました。壊れるものでもないので、長く使い続けるならばSL-1200 mk7一択。HMVの店頭にあった実物を少し見ただけですが、全く変わってない。モーターも新規設計、音質もよくなり機能的には色々細かいところ変わっているようです。同時に発売されたSL-1500CはWebの記事や雑誌を見るとモーター等は同じながらHi-Fi志向とのこと。DJをやらない場合はこちらも選択肢に入ってくると思います。SL-1200 mk7より1万円高いくらい(その代わり針が付属します)。
SONY PS-LX310BT
SONYから4月にリリースされたPS-LX310BTはスタイリッシュでBluetooth対応。シェルの交換は不可ながらUSB出力してPCで録音することも可能。手軽にUSBスピーカーに繋いで使う場合はこの辺りがエントリーになりそう。audio-technicaだとほぼ同時期にリリースされたAT-LP60XBTやAT-LP3あたりが対抗馬。
audio-technica AT-LP60XBT
前述のSONYと同じような仕様ながらこちらは、Bluetoothあり/なしが選べる。Bluetoothなしモデルだと1万円前後で買えるので必要性に応じて(型番の最後「BT」がないやつ)。Bluetoothは要らないがカートリッジ(シェル)は交換できる方が良いという場合はAT-LP3もあります。シェルが変えられるのは将来的にも安心。audio-technicaは自分のところで針も作っていてレパートリーも広いので安心感もあります。
ANABAS GP-N3R
懐かしのコロンビアポータブルプレーヤーの復刻版。音質はよくなっているとのことですがこれをメインに使おう...というのはあまりなさそう。でも、どこでも持っていけるのは楽しそうだし、7inch再生にはジャストフィット。壁掛けもOKというのはどういう構造なのか気になります。