Happy Day,Happy Time!

Happy Day, Happy Time!、略称hdht!。20年前にやっていた音楽Home Pageのブログ版。主に参加させてもらったDJの記録です。

disques blue-very 20th anniversary party

9/29に開催されたdisques blue-very 20th anniversary Partyの模様を少しだけ。雨が降る中でしたが、お客様、演者、箱どれを取っても、とても良きイベントでした。色々なタイプのバンドの演奏が聴けて個人的にも大満足。ジャンルは違えど、どのバンドも音楽大好き!が滲み出てきていて、比べるもんではなく、みんな違ってみんないい。一期一会の、素晴らしいステージでした。

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disques blue-very 20th anniversary party

台風を心配しつつ、雨が降る中開催されました。早くから並んでくださった皆さんもいて感謝でございます。私が物販で購入した品々。買った以外並んでたのは全部持ってたというのは、日頃からblue-veryさんに行っている賜物!?だと思います。この日発売のSmall Gardenの新譜と、Snow SheepのCD。Alvysingerのこの盤も持ってなかったので嬉しい。これはSingleコレクション?

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セットリストも目立つように小林しのさんにポップを描いていただき、全部なくなったようです。もらえなかった人いたのかしら?その場合、すいません。このポップ、もらって帰ろうと思ってて忘れてしまいました。

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Small Garden

小園さん率いるSmall Gardenは7人編成の大所帯。しっとりとした曲でイベントがスタートです。初めてSmall Gardenを見たのですが、正直、いきなり1バンド目でかなり感動しました。Small Gardenだけ見れても元は取ったというか。小園さんのマルチプレーヤーぶりと、全員の演奏の確かさ、なんと言ってもvo.の山本さんの声が素晴らしく楽曲に合っていること。あとで聞いたところ普段はボサノバを歌ってるとのことで、そっちも聴きたくなりました。物販で買ったCD収録の「8番目の月」が個人的に気に入りました。思わず、wikiで調べました。小園さんの頭の中で鳴っている音楽の再現が生で聴けるって最高の贅沢だなぁと思った時間でした。

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Alvysinger

昨年のblue-veryさんのイベントでは弾き語りで参加。それも良かったのですが、今年は仲間達との一夜限りのセッション。これまた豪華。手作りというJohnny DeeのTシャツ、羨ましかった。(欲しい)まずはランドリーズ木村さんを迎えていきなりAztec Cameraの”Down The Dip”!二人のハーモニーで鳥肌。途中、機材トラブルにより手拍子をbpm指定で観客が叩いたりの共同作業もありつつ、二人の熱い歌が聴けました。そしてThee Windless Gatesメンバーを迎えてのバンド形態に。北海道と熊本と距離関係なしで、スプリット盤もリリースしていて、共演も何度目かということで普段からやっているんでは?と思う息のあった演奏でした。魂のネオアコ、また聴きたいです。

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Snow Sheep

今年20周年を迎えるthe Sweet Onionsの二人+小林しのさんのユニットがSnow Sheep。いつもはライブのオープニングアクトでやることが多いこのユニットが今回バンドで!こちらもスペシャルです。ベースtenさん、ギターパトラッシュ諏訪くん、ドラム及ちゃんこと及川さん。近藤さんと小林しのさんのダブルvo.に、優しいメロディー。この日、持ち曲4曲が入ったCDも販売。個人的には昨年のPhilia Recordsのイベントでもかけた”A Way To The North Land”が良かったです。切ない名曲。入場者特典CDに新録で収録とのこと、私はまだ未聴なのですが楽しみ!(CD欲しいです)近藤さんの曲に小林しのさんが歌詞をつけた曲も披露されてましたが、Snow Sheepは是非レパートリーを増やしつつまた披露してもらいたいです。

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Bank

Bankは何度もライブを見てたのだけど、久しぶりに見たらギターが山下洋さん (Freedom Suite, wack wack rhythm band)で驚いた。このバンドは、とにかくカッコいい。その一言に尽きる。そして、踊りだしたくなるような湧き出てくる何か!カチッとした小気味いい演奏にグッドメロディー、そこに中村大さんのvo.がのるという絶妙なバランス具合。安定感の一つは鈴木望さんのドラムと平見さんのベースラインがあるのかなと。ひげメガネ枠と話してましたが、SAXが入るとさらにかっこよくなる。昔、bridgeの大友さんがSAX吹いたBank見たことを思い出しました。DJでかけたArchのSummer Clappin’のことMCで触れてくれて嬉しかったです。(笑)平見さん、山下さん、そして中村大さんと往年のCrue-lを支えた3人が並んでいるというのも胸熱でした。

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Thee Windless Gates/101 Dalmatians/Johnny Dee

トリは、Thee Windless Gates!ギターの出音を聴いた瞬間に、下田さんだ!と思ったのが第一印象。すごいキラキラしている多彩な音。終演後、エフェクター群の写真を撮る人多数だったのも頷けます。それを支える重要な柱であるベースラインとドラムがあって3人の息の合った演奏!この夜、ダルメシアンズとJohnny Deeが聴けたのももちろん、歴史的&衝撃的だったけど、TWGが現役でいてくれて、これからもこの音が聴けるであろう今と未来が嬉しかったです。

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TWGセクションが終わり、同じメンバーで101 dalmatiansに。いきなり”Love Goes Down The Drain”。下田さんvo.バージョン!ご本人は錆びついてしまったとMCで話してましたがそんなことはない!Left Bankの7”を何度も聴いた日々が走馬灯のように、、、。軽快な”Old Fashioned Lovers Song”など名曲を一気に演奏。

そして遂に、、、「今日はネオアコやりにきました」という堤田さんのMCからの”Motorbike Loves You”!イントロギターだけで会場が湧いた!コーラスはAlvysingerの小野さん。キレキレの下田さんのギターリフはもう、音源で何度も聴いたものでした。(涙)シャウトするように歌う堤田さん。(さらに涙)この7”は神の曲しか入ってないのですが、B面の”Hey Gentle Girl”が2曲目。(号泣)全4曲、その後アンコールでFeltのカバー(“My Face Is On Fire”)をやって20分くらい?あっという間に楽しい時間は終わってしまう。。。

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あとで友人(この日、ダルメシアンズもJohnny Deeもやるとは知らずに来てた!)が、結局最後まで堤田さんのことを紹介しなかったと言ってたけど、確かに。でも、あの声と佇まい、説明は不要ですね。これから再結成してまたやるぞ!というよりは、20周年のお祭りだからこそ見れた演奏。もっと見たいけど、これは伝説として見た人推定100名弱の記憶に生き続けることでしょう。

終演後、役得というわけではないですが、大好きな7"にサインをいただきました。この夜の記念に家宝とします。